2013.05.11
カテゴリ:日本人に多い発音のクセ
二声+二声と三声+二声が同じになっていませんか
日本人にとってなじみのないアクセントという概念。
特に声調は、中国語初心者を苦しめる一つの壁となっています。
今回は特に「二声+二声」と「三声+二声」の発音について解説します。
二声+二声と三声+二声が同じになる
図を見ると分かるように、二声も三声も発音の最後が少し上がります。
>> 参照:四声の発音
しかし、三声の上がりを意識しすぎると、二声のようになってしまいます。
図では三声の後ろ半分が点線で表されています。
中国語発音では「三声+二声」のように文や単語の頭に三声がつく場合、低く発音した後に上げずに、次の音を発音するためです。
>> 参照:三声と半三声
三声+二声を発音するときのイメージ
「三声+二声」を発音するときは、まずは三声を徹底的に低く発音してみましょう。
上げる音を意識すると、大抵失敗します。
また二声の発音の時には、最後をもう少し高いところまで発音します。
先ほどの図でいうならきちんと「5」の高さまで持っていくように発音します。
多くの人(特に男性)は高さが足らず、「4」の高さにまでしかなっていません。
音のメリハリをつけることで、よりきれいに「三声+二声」を発音できます。