予測すれば聞き取りはずっと楽になる
中国語の聞き取り力向上のために
あなたは中国語のリスニングは得意ですか?
リスニングが苦手という方はたくさんいます。
発音や文法は得意だけど、聞き取りだけは苦手だ、という方もいます。
ある人たちが中国語を勉強しても勉強しても聞き取れないのは共通する間違いがあります。
それは『すべての言葉を聞き取ろうとする』ということです。
聞き取りの上手な人とへたな人の違い
中国語が母語ではないわたしたちが、中国語を一回ですべて聞き取って理解するのは、非常に難しいことです。
聞き取りの苦手な多くの人はすべての文を聞き取ろうとします。
そのため一つの単語が分からないとパニックになって、聞いている中国語の意味が分からなくなってしまうのです。
逆に聞き取りが上手な人は前後の文脈を含めて考えるます。
ところどころ分からない単語が出てきても、「ここはきっと…のこと言っているんだろうな」と予測して聴くことができます。
歌を聴いている場面をイメージしてみてください。
たとえ日本語でも初めて聞いた曲を、一回で歌詞を全部聞き取ることはできないのではないでしょうか。
それでも曲を楽しむことができるのは、曲調や歌詞の前後のフレーズから無意識に歌詞の意味を予測してからなのです。
日本語でもそうなのですから、中国語のリスニングでも文章の流れを推測するのは大切です。
予測を最大限しやすくする方法
では会話を推測する最も簡単な方法は何でしょうか?
それは『自分から質問する』ということです。
自分から質問すれば相手はそれに関する答えを話しているはずです。
「あなたの趣味は?」と尋ねられて、昨日の晩御飯の事を話す人はいません。
会話を受け身になって聞き続けていると、いつの間にか話題が変わって、何の話をしているのかも分からなくなってしまうことがあります。
何の話しか分かるタイミングで、自分から質問するなら、会話の流れに乗っかることができます。
本当の会話力はテストの点数とはほとんど関係ありません。
まずは積極的に話しかけてみましょう。
推測する力をフル活用すれば、難しい言い回しを使いこなす必要ありませんよ。
リスニングテストもできる中国語メルマガ
中国語聞き取りにもそれなりの単語力は当然必要になります。
毎週新しい中国語単語のリスニングテストがついてくるメルマガで、中国語力をアップしましょう。
勉強法や中国文化・習慣も紹介しているので、楽しみながら中国語を勉強できます。
詳しくはこちらのページをご覧ください。